その他

 視神経の異常としては、視神経の萎縮や種々の形成異常などがあります。
 
 眼球や視神経に異常がないにもかかわらず、脳の特に後頭葉に何らかの異常があって見えないことがあります。これを皮質盲といいます。

種々の先天奇形や染色体異常、代謝異常など全身的な先天異常には眼球や視神経の異常を合併することもしばしばあります。

 脳性麻痺をはじめ、てんかん、精神発達遅滞、脳の変性や萎縮など脳神経障害があるときには、脳の出店である目にも当然いろいろな障害がおこります。

養護学校の児童生徒の約70%に視力に関係のある目の異常が、 同じく約25%には斜視がみとめられています。